徳島県のトンネルハウス(ビニールハウス)の面白い所!その2

前回の続きっ!

 

前回の投稿で、

枕の組み方は間引き、寄せ作業の時にトンネルの中へ入るためのことを考えて組まれていると書きました。

トンネルの中へ入る時にドアのような役割をし、人が出入りするのを手助けします

 

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しかし従来のやり方では、ビニールの上に置かれた大量の土を退けなければいけませんでした。

それはとても重労働で、

さらに雨の次の日など最悪……

 

というわけで流行ってるのが、

土を除けなくてもいい方法です!

 

例えば、シンプルに枕に簡易のドア?窓?を作った

パターン

 

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⬆️が寄せ作業に入る前

 

そして入った後は

 

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⬆️こうなります!

 

トンネルを建てる時に作っておいた枠の中を丸く くり抜き、作業が終わったらくり抜いたサイズより一回り大きいビニールを被せ、パッカーで固定

 

 

さらに、こちらは別農家さんの

 

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こちらはビニールを紐で束ね、作っています。

凄いシンプルですが、コストもかからないし、僕は凄い面白いなと思っています(笑)

 

 

また最近では枕から入るのではなく、トンネルの横から入るパターンが流行りに!

 

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横をL字に切り、終わったらテープで貼り付けます。

 

しかし テープの費用がかかりすぎるというデメリット も。

 

 

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横にドアを作っている農家さん!

 

横から入るメリットは、僕の考えですが、

種まきの時にトラクターが枕を横に走っているので、なるべく ニンジンを踏まない ことだと思います。

 

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ここから入っているイメージ

 

 

さらに徳島の

トンネル(ビニールハウス)(ベトコン)で栽培しているのは ニンジンだけではありません

 


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⬆️トウモロコシ
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⬆️野沢菜

 

カブネギ水菜チンゲン菜じゃがいも🥔

ナドナ

 

鴨島町や石井町では野沢菜がよく栽培されています。

そして2月頃からトウモロコシ🌽を栽培することもできます。

 

また家庭菜園で夏にトマト🍅イカ🍉ピーマン🫑ナス🍆なども作ることができ、ニンジンに限らない幅広い資材と言えます。

じい(祖母の弟)は、稲の育苗にも活用していました。

 

このように、

他県でも色々な作物が作られていて農家さんの工夫、やり方が違っていることは多々あると思いますが、

この徳島のトンネルは より農家さんの工夫などを感じやすい のではないかとおもっています。

 

また最後に紹介してように、ニンジンだけでなく 様々な野菜に活用できます!

県外でも気になった方は導入してみてはいかがでしょうか!?